家族から継いだ福祉の心。一人ひとりの人生観に寄り添う日々に感じる深み
母や姉が福祉の仕事に就いていた影響で、私にとっても福祉の道へ進むことは自然な流れでした。大学も福祉系を選び、2009年からこの法人に入職し、今年で17年目になります。介護の仕事の最大の魅力は、お一人おひとりの多様な「人生観」に触れられることです。長く接していると、ご家族に見せる顔と私たちに見せる顔が違ったり、日によって穏やかだったり厳しかったりと、様々な側面が見えてきます。その方の背景を想像しながら、相手に合わせた関わり方を模索することに、この仕事ならではの深みを感じています。以前は余裕がなく自分の性格で接してしまいがちでしたが、経験を重ねる中で、相手の好みに合わせて明るく振る舞ったり、時には静かに寄り添ったりと、個別性を重視したケアができるようになりました。利用者様の「その人らしさ」を垣間見られた瞬間は、何物にも代えがたいやりがいを感じます。
良い言動を拾い上げ共有。メンバーへの「関心」から始まる前向きなチームづくり
リーダーになってまだ2ヶ月ほどですが、これまで以上にメンバーへの関心を持つことを意識しています。具体的には、部下の体調はもちろん、日々の言動やケアの様子をよく観察するようにしています。これは決して監視するためではなく、一人ひとりの良い動きを拾い上げるためです。例えば、あるスタッフが素晴らしい対応をしていたら、それを本人の自信に繋げるだけでなく、チーム全体で共有したいと考えています。「こういう良い対応があったから、皆で取り入れていこう」とポジティブな事例を発信することで、職場のモチベーションを高めていきたいです。リーダーが見てくれているという安心感は、スタッフが前向きに働くための基盤になると思います。まだまだ目の前の業務で手一杯な感じはありますが、今後は一人ひとりの持ち味をさらに把握することを心掛けて、誰もが自分の強みを発揮できるような環境づくりに注力していきたいと考えています。
リーダーの冷静さが安心を生む。日常に「楽しみ」を創出するチームにしたい
私が仕事をする上で最も大切にしているのは、どんな時も「冷静でいること」です。現場が忙しくなるとつい慌ててしまいそうになりますが、リーダーが焦ればその不安はスタッフや利用者様にも伝播してしまいます。あえてゆっくり歩くなど、自分自身を律することで、周囲が安心して相談できる空気感を作るよう努めています。私たちの仕事は時として日々の業務に追われがちな時がありますが、それをどう乗り越えるかが課題だと思っています。当法人の良さは、ドライブや外食といった利用者様の「楽しみ」を大切にすることにあります。現在のメンバーで工夫し合い、もっと利用者様の笑顔が溢れる余暇活動も充実させられるチームにしていきたいと考えています。お互いに意見を言い合い、共に利用者様の喜びをクリエイトできる、活気ある職場を目指したいです。



