高品佳奈子

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Iターンでも暮らしやすい、制度と距離感がちょうどいい街

結婚をきっかけに、夫の地元である養父市へ引っ越してきました。まだ住み始めて数ヶ月ですが、まず驚いたのは養父市の制度の手厚さです。Iターン・Uターンへの助成金や、新築奨励金などがあり、実際に私たちも支援を受けました。移住や家づくりのハードルが下がり、「この街で暮らしていこう」と前向きになれました。また、インターが近くなので、遠出もしやすく、思ったよりお店やカフェもあり、生活の不便さは感じません。豊岡の実家へも車で30分もかからずに帰れるので、離れて暮らしていても心細さが少なく、安心して新しい生活を始められています。

引っ越しと転機が重なり、紹介で出会った「夜勤のない職場」

以前は豊岡の急性期病院で7年ほど働いていましたが、夜勤のある生活が体力的にきつく感じ、いったん病院を離れることにしました。その後、母校の日高高校で1年間、看護科の実習助手として働いていた時に、はちぶせの里を紹介してもらいました。ちょうど養父市へ引っ越す予定もあり、職場はできるだけ近い方がいいと思っていたことも重なりました。さらに、ここでは夜勤がなく、オンコールも外部に委託されていると聞き、生活を整えながら看護を続けられる環境だと感じました。次の働き方を考えていたタイミングで、この法人と出会えたことが大きな決め手になりました。

治す看護から、暮らしを支える看護へ。ゆっくり関われる喜び

病院勤務時代は、入院期間が短く、毎日が慌ただしくて、一人ひとりの話をゆっくり聞く余裕がありませんでした。でも、はちぶせの里の施設では「生活の場」として、利用者さんと落ち着いて関われることができており、私にとってはその方が向いているのではないか思っています。私は、話を遮らない、否定しないことを意識して、まずは傾聴することを大切にしています。認知症のある方も多いので、安心できる雰囲気づくりが何より大事だと感じています。また、私たちの施設では、お看取りの場面では、一般の病院に見られるような面会制限がなく、ご家族が夜間でも人数制限なく集まり、見慣れた場所でご家族の皆さんと見送れることに価値を感じています。規則正しい生活になり、これまで以上に看護師を続けていきたいという気持ちが持てるようになりました。

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