池田 亜矢子

目次

一緒に同じ方向を向いて頑張れる仲間たちがいることが「はちぶせの里」で働く大きな力

はちぶせの里で働くまでは様々な仕事をしていました。正社員で働くことはありませんでしたが、子育てが落ち着いたので、何か新しいことにチャレンジしてみようと思い就職活動をしました。それまでは介護の仕事はしていなかったので、不安はありましたが、高校生の時に介護への進路を考えていたこともあり、興味は以前からあったので選択肢の一つにしました。そして、「はちぶせの里」で面接を受けました。その時は、正直な話、まだ子育て中でしたので、通勤時間が短いという単純な理由から就職を決意しました。しかし、働き始めてからずっと「ここで働いてよかった」と思っています。それは、気軽に相談にも乗ってくれる、そして、助けてもくれる仲間たちがいるからです。私たちのリーダーはとても若い人ですが、相談したら助けてくれますし、常に相談しやすい環境を作ってくれています。私が否定的な話をしたとしても、それを否定することなく、しっかりと受け止めてくれます。そして、ただ聞くだけでなく、すぐにそれらの問題に対応してくれます。私たちの目的は、やはり入居者のみなさんに楽しい時間を過ごしてもらうことです。一緒に同じ方向を向いて頑張れる仲間たちがいることは、私がここで働く大きな力になっています。

入居者さんの思いや不安などの訴えに耳を傾けて、異変に気付き、不安を取り除いていきたい

私は、入居者さんの話を聞き、その人を知ること大切にして仕事をしています。入居者さんの思いや不安などの訴えに耳を傾けて、不安を取り除きたいと思っています。普段から入居者さんをよく見て、観察から察知するように心掛けています。普段と同じように接していても、いつもと違う表情をする時は、何か不安があることが多いです。そんな時は、声を掛け、その人の不安や心配事を聞き出すようにしています。そうした小さな異変に少しでも気づけるようにしたいと思い、自分が感じたことを仲間に相談して、意見をもらうこともあります。私たちは入居者さんが過ごしやすい環境作りを目指していますので、それを意識してみんなが意見を出し合うことが、相談しやすい職場風土に繋がり、それが入居者さんへの適切なケアに繋がっていると思います。こうした職場環境は自分の学びにも繋がっています。ただ業務をこなしているだけであれば、そこに楽しみを見出すことができずに続かないと思います。職場の仲間たちが私にしてくれていることを、私も自然と入居者さんにしているのだと思います。自分が仲間に受け入れてもらっているからこそ、自分もまた他者(入居者)を自然に受け入れようとすることに繋がっていると思います。その過程に仕事の楽しみはたくさん生まれています。

健康に気遣いながら、自分にできることを常に探し、この職場で、この仕事を長く続けていきたい

はちぶせの里に入職してすでに8年目となります。こんなに長い期間、同じ職場で働き続けたことはこれまで一度もありません。それは、この職場で一緒に働く仲間たちのおかげであることはもちろんですが、やはり、仕事自体のやりがいも大きいと思います。それは、入居者さんの楽しそうな表情を見ることで常日頃から感じています。「ありがとう」「あんたがおってくれてよかった」と言ってもらえた時には、そうして喜んでもらえたことがとても嬉しく思います。介護の仕事は、「かなり大変な仕事なんだろうな」といったイメージを抱いていましたが、入居者さんの笑顔から喜びを感じながら、気が付けば長い間働き続けられました。この仕事を少しでも長く続けていきたいので、今後は、健康面を大切にしていきたいと考えています。この仕事は思いやりの心、喜んでもらうための工夫、そして体力も必要です。でも、私たちの職場には助け合う風土がありますので、時にはお互いを労わり合いながら共に乗り越えていけると思っています。みんなが働きがいのある職場環境を維持していくために、私にできることを探して、貢献していきたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次