グループホームはちぶせの里やぶ

「生活の主体者・人生の主人公」である入居者様の意思を尊重した
「自立支援」を大切にしたい

私たちの事業内容と役割

木造、土壁にこだわった新しい日本家屋をテーマに建築しました。屋内は木造ならではの落ち着いたたたずまいで、大きなテーブルで、みんなで毎日調理や食事、趣味を楽しめるようになっています。日常の生活(活動)を通して、役割を作る事で心を満たし、認知症状を改善していくのが目的です。個々の存在価値を取り戻し、認知症の行動、心理症状を改善する為の取り組みが求められています。「これまでしてきたこと(している活動)」「やろうと思えばできること(できる活動)」に着目し、入居までに「認知症だから」「危険だから」「もうできないだろう」とあきらめ、機会を失っていた役割を復活させることが私たちグループホームの役割です。入居者の方、職員、ボランティアさんと一緒になり色々な取り組みをしており、いつまでも誰かのために動くことを大切に考えています。

私たちが仕事をする上で大切にしていること

私たちは入居者様に対して「生活の主体者・人生の主人公」と捉え、支援する際の基本的スタンスとして意思を尊重した「自立支援」を最優先にしています。そのために、以下の10項目のことを大切にしています。

  1. 一人ひとりに寄り添えるケア
  2. その方の生活歴や大切にされてきたことの継続
  3. 家族様との交流・情報提供
  4. 調理や洗濯など、できることをしていただけるように支援
  5. 「できない」と決めつけない
  6. 生活のリズムを整えること
  7. その人らしさを引き出すこと
  8. 生活の中に笑顔が引き出せる関わりをすること
  9. 「だいじょうぶ」と感じていただけるケアをすること
  10. 家族や地域の方とのつながりを切らないこと

私たちの想いと出来事の紹介

  • 個別支援外出(自宅や住んでいた地域への外出・お出かけ)
  • 外出支援(喫茶外出・昼食外出・ドライブ外出など)
  • マンツーマンでの家事支援
  • 居室にお仏壇を持ち込み、日課としてお茶湯をお供えする、敷地内にあるお地蔵さまにお参りをするといった在宅時の習慣であった仏事の支援
  • 多様なボランティアに来ていただき、趣味活動やたのしみの時間を提供。お隣の養父中学校ボランティア部との交流。
  • 毎月写真付きのお便りの送付
  • 面会時の情報提供
  • 洗濯(干す・たたむ・片づける)→タオルだけでもたたんでもらうなど個別に対応
  • 通常の調理で、難しい場合は合同調理などで個別に支援する機会を作る
  • 食事を楽しむ(外での昼食会・毎月のバイキング・調理企画など)
  • おやつの楽しみ(手作りおやつの機会を増やす、作る楽しみ・食べる楽しみ)
  • 季節の食材(筍の収穫・家庭菜園、水やり・収穫などを取り入れる)
  • 制作等の作業(切る・丸めるなど)簡単な作業を取り入れ、色を選ぶなどの参加、見て楽しむ機会を作る
  • その人のリズムにあわせた排泄のアプローチ
  • その人にあわせた起床、就寝のアプローチ
  • 職員と入居者との距離が近い安心空間づくり
  • 季節や行事に合わせた多彩な食事提供
  • 豊富な行事企画運営
少しだけ、私たちの自慢を!
  • 年齢とともにできないことが増えますが、少しでも活動に参加できるような支援を考えて、実践しています。
  • 季節の食材を使った調理や、嗜好に合わせた献立の提供をしています。
  • 食事の提供方法の工夫をしています。
    (例)バイキングなど目で見て楽しめるような工夫・外での昼食会
  • 外出の機会が多いことです。
    ※現在はコロナ禍で実施できていませんが通常であれば毎月外出するようにしています。
  • 気軽に立ち寄りやすい雰囲気があります。
  • 部署の隔てのないワンチーム運営をしています。

グループホームはちぶせの里やぶ

住所:〒667-0102 兵庫県養父市十二所819番地
TEL:079-664-2717 FAX:079-664-2718