施設長のあいさつ

おもてなしの心と専門職としての誇りを胸に、この街で、皆さまと共に歩む未来を創りたい

理事・施設長 西谷文吾

利用者様お一人おひとりを敬い、サービス業の原点を忘れない介護を

私は、社会福祉法人関寿会が運営しております「はちぶせの里」がある地域で生まれ育ちました。以前はホテルや飲食店などのサービス業に従事しており、介護の専門教育を受けていたわけではありませんでしたが、高齢化が進む社会において、介護は今後さらに必要とされる大切なサービスだと考え、地元の新しい施設での挑戦を決めました。

入職当初、私が最も戸惑ったのは、介護の現場において利用者様を「お客様」として捉える意識が、一般的なサービス業に比べてまだ根付いていないということでした。しかし、それは同時に、自分自身のこれまでの経験を活かせる絶好の機会であるとも感じました。私は、利用者様お一人おひとりを敬い、心のこもったおもてなしを提供するという、サービス業の原点を忘れない介護を追求してまいります。

介護職の誇りと専門性、「認知症ケア」の更なる深化を目指して

施設長として、スタッフと共に「未来」を見据えた施設づくりを大切にしたいと考えています。日本の高齢化率が高まる中で、今が良いだけでなく、将来にわたって質の高いケアを提供し続けるためには、職員一人ひとりが専門性を磨くことが不可欠です。

特に、私がこれまで深く学んできた「認知症ケア」は、介護職にとっての核となる専門性であると確信しています。医療的なケアを行う看護職や、栄養管理を担う栄養士のように、介護職もまた「認知症ケアのプロフェッショナル」として、その専門性を強く打ち出していくべきだと考えています。独自の専門知識と技術を持った誇りある職種として、スタッフが輝ける環境を整えてまいります。

地域に根ざし、スタッフの「挑戦したい」という声を力に変えて

私は、スタッフが自発的に「こうしたい」という意見を出し、挑戦できる風通しの良い職場を目指しています。私自身、入職当時は「あれもしたい、これもしたい」と多くの提案をぶつけてきました。今のスタッフにも、利用者様やご家族のために、より良いケアを追求する情熱を持ち続けてほしいと願っています。

また、地元出身者として、地域の過疎化や少子高齢化といった課題にも真摯に向き合ってまいります。不安なことばかりを口にするのではなく、地域の皆様と一緒に、前向きに課題解決に取り組んでいきたいと考えています。立場は変わりますが、これまで通り利用者様やご家族、そして地域の皆様との繋がりを大切にし、信頼される施設づくりに邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。