中島真希耶

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はちぶせの里に入職したのは、レクリエーションやイベントを通じて見える介護職として働く意味

祖父母のために何かしたいという思いから介護職を選びました。初めて訪問した時に、スタッフの皆さんがイキイキと働いており、素敵だなと思える先輩たちが沢山いました。例えば、多くのレクリエレーションやイベントが行われますが、レクリエーションは単なる娯楽提供ではなく、利用者さんの好みや能力、可能性を発見し、彼らの生活の質を向上させる手段として、職員が主体的に取り組んでいる姿を目の当たりにしました。入職後、私も経験しましたが、利用者さんが楽しみながらもできることを拡げ、生きがいを感じる機会を提供しています。このプロセスを通じて成長し、介護職の深い意義を実感しています。介護の世界に足を踏み入れた当初は様々な不安はありましたが、レクリエーションなどを通じて利用者の方々との深い絆を築きながら、この仕事のやりがいを感じています。また、私が目指す先輩は、利用者一人ひとりのニーズに深く寄り添い、それぞれの人生に合わせたきめ細やかなケアを提供できる先輩たちです。先輩たちは、専門性と共感力を兼ね備え、常に利用者さんの立場に立って考え、行動しています。そして、チーム内での協力を促し、周囲に対してリーダーシップを発揮している先輩たちに私は憧れています。

利用者さんの笑顔を想像しながら、常に「これでいいのだろうか?」と問い続けていきたい

農業高校出身だからでしょうか、施設内の植物を管理する役割を担当させて頂いています。植物を育てたり、管理したりすることを利用者さんにも参加してもらい一緒にしています。利用者さんは植物を育てることによって安らぎを感じて頂けているのかと思います。皆さん、自ら率先して手伝ってくれます。時には植物の心配までしてくれます。植物の世話をするプロセスで、利用者は達成感や生きがいを感じ、自然とのつながりを通じて心の健康を促進することに繋がっているのではないかと思います。また、この活動は、利用者さんにとって新たな興味や喜びを提供し、彼らの生活に前向きな変化をもたらす一つの要素ではないかなと思っています。こうした経験を通じて感じることですが、介護職は人生を豊かにするお手伝いをしているのだと思います。そのため、利用者一人ひとりの生活の質の向上をするために、常に「これでいいのだろうか?もっとできることはないだろうか?」と問い続けています。その先にある利用者さんの笑顔を想像しながら問い続けることは介護職として大切なことだと思っています。

継続的に学びと実践を深めて、介護サービスの質の向上に自分も進んで貢献していきたい

介護は単に身体的な支援を提供すること以上に、利用者一人ひとりの尊厳を守り、その人らしい生活を支えることに意味があると思っています。日々、利用者さんの小さな喜びを見つけ出し、その達成を支援することで、私たちの仕事の本当の価値というものを実感しています。介護職として利用者さんの生活の質を向上させるための努力をこれからもしていきたいです。そこで、今後の目標は、更なる専門知識の習得を目指して介護福祉士の資格を取得したいと考えています。もちろん、資格を取ることがゴールではなく、そこで得た知識や考え方、技能、様々な方法を活かして、人間性を大切にしたケアを実践していきたいと思います。継続的に学びと実践を深めて、介護の現場での新しいプログラムや活動の方法などを模索して、介護サービスの質の向上に自分も進んで貢献していきたいです。

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