衣川 望

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はちぶせの里は入居者さんに直接食の楽しみを提供できる、私の思いにマッチした施設

数年前、私は介護の世界に足を踏み入れる前に、多くの施設を見学しました。その中でも「はちぶせの里」は、私の心を引き寄せました。ここでは、入居者さんが積極的に参加する企画や活動が多く行われていました。私が特に感銘を受けたのは、個々のケアプランが重視され、それぞれの入居者さんの個性が尊重されていることでした。統一されたケアではなく、個々に合わせたサポートが行われており、入居者さんたちが日常生活を楽しむことを大切にしていました。この施設の温かさは、内装や職員の雰囲気から感じ、ゆったりとした時間の流れを思わせます。私が管理栄養士になることを決めたのは、自分が食事を愛していたからです。そのため、食の楽しみを提供できる、また提供者と関われるからことから福祉施設を就職先に考えていました。そのような中で、この施設が私にとてもマッチしました。初めてこの施設を訪れた時、入居者さんや職員を大切にするという理念を強く感じ、自身の思いを形にできると感じました。

季節のイベント、毎日の生活、個々の意向に合わせた食事を提案できる管理栄養士になりたい

「はちぶせの里」で働き始めてから、毎日が充実しています。入居者さんとの関わりは、私にとって大切な時間です。食事時間以外でも、世間話をしながらコミュニケーションをとることが多いです。それぞれの個性を知ることで、より適切なケアを提供する手助けになっています。また、桜の花が咲く4月には花見喫茶を開き、5月には子供の日にちなんだおやつ作りを行うなど、季節ごとのイベントも盛んです。これらのイベントは入居者のみなさんに日々の生活に楽しみを提供し、四季や外の世界を体験させる機会を提供します。イベントの際や食事の時間に、入居者たちが「おいしかった」「うれしかった」と言ってくれる時、その声や笑顔を見ることが最大のやりがいと感じています。食事の時間が入居者さんにとって日常生活の中で楽しみになるよう、個々の意向に合わせた食事を提案できる管理栄養士になりたいと思っています。また、日々のケアの中で、それぞれの入居者の個性を尊重し、適切なケアを提供することを心がけています。

持続的な学びを通じて、仲間とともに入居者さんにとって最高の場所を提供し続けたい

私はこれからも、入居者さんが日常生活の食事を楽しみにしてもらえるよう、さらなる工夫を凝らしたいと考えています。これまでの経験を活かしつつ、新しい企画を考え、食事を通じて笑顔になれるようサポートしたいです。また、自分のスキルや知識を向上させていくために、入居者さんの趣味嗜好を日常の会話から引き出し、それを日々の献立作りに反映させるなど、情報の収集・展開を積極的に行っていきたいと考えています。長期的な視点で見ると、施設は地域社会や入居者にとって重要な役割を果たすべきだと考えておりここで働く仲間とともに「はちぶせの里」をもっと多くの人に知ってもらい、少しでも社会に貢献していきたいと思っています。私は施設で経験した「はちぶせの里」の良さ、感じたことを、他の人々にも知ってもらいたいです。そして、私たちの情熱や知識が今後入職してくる介護スタッフにも共有されて、この施設がこれからも入居者さんにとって最高の場所であり続けることを願っています。私自身も、持続的な学びを通じて、入居者さんと共に成長し続けたいと思っています。

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